キャリアアップの幅が広い薬剤師

薬剤師の仕事は主に調剤薬局に勤務して医師の発行する処方箋をもとに薬を出すことです。
しかし調剤薬局業務は既に全国に数多く設置されているので、資格を取得したからといってすぐに高収入の仕事を見つけることができるわけではありません。

その一方で調剤薬局以外の場所で薬剤師に対しての求人を出す企業も増えており、薬剤師としてのキャリアは一本道ではなく数多くの中から自分にあったものを選ぶことができます。

調剤薬局以外の職場としては、病院の薬剤部やドラッグストア、製薬会社、保健所などの行政施設があります。
この中でも平均年収が最も高いのは製薬会社での勤務薬剤師で約650万円となっています。
次いで病院薬剤師の約575万円、調剤薬局の550万円となっています。

ドラッグストアに勤務する場合、一般社員として入社する場合約400万円と低めに設定されているのですが、その後店長候補などお店の経営に関わる昇進をしていくことでより高額の年収を期待することができます。

転職をして年収を高めるのも一つの方法

薬剤師としてのキャリアアップでは転職をすることがごく当たり前に選ばれています。
20代から薬剤師として勤務して60代まで働いていくうち、全薬剤師の7~8割は一度は転職を経験しているというデータがあります。
全体の約2割は5回以上転職しているということもわかっており、キャリアアップに積極的な人ほど転職を恐れずに仕事を求めているようです。

ただしただ転職をしさえすれば年収が上がるというわけではなく、それまでやってきた仕事を生かしてより好条件の仕事を求めるということが戦略として必要です。

なので最初のうちは病院や調剤薬局で臨床経験をしっかりと積み、そこで薬についての実務知識を得てからそれを生かせるような製薬会社や研究職を目指すというようなことが求められます。